資金繰りが悪化する理由とその改善策について考える

  皆さん、こんにちは。企業経営において最も重要な課題の一つが、資金繰りです。資金が尽きると企業は倒産(破産)します。その前兆として現れるのが「資金繰りの悪化」です。

体調が悪くなった時、早めの検査と治療が大切であるように、資金繰りの問題も早期に対処することが重要です。ここでは、資金繰りが悪化する主な理由とその改善策について考えてみましょう。

資金繰りが悪化する理由

  1. 売上の減少や予測の難しさ

    • 特に気象に左右される業種では、売上の予測が困難です。例えば「海の家」のような事業では、天候不順により営業が制限されると、仕入れた商品が売れないまま買掛金の支払いが迫ってくることがあります。
  2. 売上の急増

    • 繁盛店になった場合でも、適切な運転資金を確保できていないと、買掛金の支払いに困ることがあります。急激な業務増加に対応するための、計画的な資金管理が求められます。
  3. 資金の適切な管理不足

    • 資金繰り表や出納簿が整備されていない、または会社の資金と個人の資金が混同されている場合、資金の流れが見えにくくなります。近年では市場の縮小や経費の増大が加速しており、以前の「ドンブリ経営」では対応しきれないことがあります。
  4. 節税への過度な注力

    • 節税は重要ですが、過度な節税は本業における資金繰りを悪化させる原因にもなります。節税の結果、現金が減少し、資金繰りが厳しくなるケースがあります。
  5. 経営者の勉強不足

    • 資金繰りについての知識や理解が不十分な経営者が多いことも問題です。経営者自身が資金繰りの重要性を認識し、学ぶことが不可欠です。


改善策として考えられること

資金繰りを改善するためには、以下の点に留意する必要があります:

  • 定期的な資金繰り計画の策定: 売上の予測と現金流量を見据えた計画を立て、実績との比較を行うことが重要です。

  • 適切な運転資金の確保:売上が急増した場合や仕入れ原価の高騰に備えて、運転資金を予め確保することで資金繰りの安定を図ります。

  • 管理会計の導入: 管理会計を活用して、経営判断に必要な情報を的確に把握しましょう。多くの経営者は、損益計算書(P/L)を見て経営しているようですが、P/Lから、経営戦略や資金計画を立てることは不可能です。

  • 資金繰りに関する教育と研修: 経営者自身が資金繰りの重要性を理解し、管理会計や資金繰り表作成の方法、銀行交渉の方法などの手法を学ぶことが求められます。

資金繰りが悪化する理由は複合的な要因によるものであり、これらを理解し適切に対処することが企業の持続可能性を高める鍵です。自社の状況に応じて、早めの対策を講じることが重要です。皆さんもお気づきの点があれば、是非積極的な改善に取り組んでください。

「経理に」「税理士に」「配偶者に」任せているは、もう卒業しましょう。

経理や税理士や配偶者が、人を雇ったり、設備を買ったり、銀行から借入してくるなんて

会社はないはずです。

今日のまとめ:資金繰りは企業経営において不可欠な要素です。適切な管理と計画によって、企業の成長と安定を支える基盤を築きましょう。

財務や資金繰りを勉強すれば「お金」が増えますよ!

増えたお金で、社長の「夢」叶えましょうよ。


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