無借金経営のメリット・デメリット ②

  では、無借金経営のメリット・デメリット

についての解説をしてみたいと思います。


 まず、メリット

1 銀行への返済がない

2 通常の商取引以外の入出金の管理が不要

3 「借入過多」による倒産の可能性が低い

4 決算書が美しい

5 普段の経営から、店じまいの際まで

  自分の「意思」だけで可能になる

6 月末の資金不足への心配が減り

  枕を高くして、ゆっくり寝ることができる

7 「うちは無借金会社だ」と密かに胸を張れる

基本的に、ほとんど解説的なものは不要

ですよね。


ですが、無借金経営の大前提として

「豊富なキャッシュ」を持っていること が

必要となります。


つまり、無借金を目指すあまり

銀行への返済を優先し、繰り上げ返済して

しまうのは、一言で言えば「本末転倒」です。


 理由は「会社は、どうなれば倒産するか」にも

書きましたが、会社は「借金」では倒産しません!

「キャッシュがなくなったら」倒産となるからです。


当然、自分の会社を倒産させたい社長さんは

いないはずです。

その「基本」というか「根本」というかに

立ち返って考えると、

「無借金だが、現金もほぼない」会社

「借金はたくさんあるが、現金もたくさんある」会社

どちらの会社が、倒産に近いかと言えば

間違いなく前者となります。


さらに、「繰り上げ返済」は銀行が嫌がります

そりゃそうですよね。

銀行の「格」のひとつは「融資残高」

銀行の主な収益は「受取利息」

銀行員さん個人の様々な「目標(ノルマ)」を

考えても、銀行にとって正常な貸出先の

融資残高がなくなるということは

「格」を落とし、「利息(売上)」を失い

「ノルマ達成も困難」になるわけですから

ありがたいわけがありません。


 あら?メリットの話のはずなのに

全否定状態になってしまいました。

決して「無借金経営」自体を否定している

わけではありませんからね。

あくまで、その前提条件と前提条件を満たす上で

考慮していただきたいことを書いたつもりです。


 よし!メリットといこう!

まずは、5番

これが一番大きい

ほとんどの中小企業は銀行からお金を借りて

そのお金で、会社を経営していると思います。

「そんなことはない!」との声が聞こえてきそう

ですが、銀行からの融資が明日、引き揚げられたら

会社が回るかどうか考えてみてください。

「回らない」ということは、言葉は悪いが

「銀行に経営を握られている」とも言えます。

「生き死に」が銀行次第ということになります。


無借金会社には、これがありません。

社長の考え通りに、想い通りに経営ができます

自己資金の範囲内なら、思い切った勝負も可能

よって、納得した経営が行えるため

毎晩、枕を高くして眠れます。

健康で、充実した毎日を送れるのは

羨ましい限りです。


 さて、明日は、デメリットのご紹介です

もしかしたら、1回で終わらないかもしれません。



今日のまとめ

※ 無借金経営は「前提」が大切です

  無借金という数字だけ見ていると

  大きな落とし穴にハマることもありますよ


関連記事

無借金経営のメリット・デメリット ① (datu-don-kuroji.blogspot.com)

無借金経営のメリット・デメリット ③ (datu-don-kuroji.blogspot.com)


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