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外部要因に左右されない!事業計画を立てるための基本ステップ 第2回

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事業計画を策定する際には、確実性の高い固定費を基にした逆算法が極めて重要です。この 手法は、売上の不確実性に左右されずに、事業運営に必要な最低限の資金と利益目標を明確 にするのに効果的です。 まず、捉える必要がある数字として 1         銀行への返済金額 2         固定費 3         粗利率 この3つの数字を把握しておきます。 具体的には、まず最初に 銀行への返済額を把握 します。これは、事業の財務安定性を確保す るために必要な最低限の キャッシュ です。次に、人件費、家賃などの 固定費をリストアップ します。これらの費用は通常、前年度と大きく変動しないため、比較的確実な数字として扱 うことができます。 その後、 銀行返済額と固定費を合計し、これが事業が必要とする最低限の粗 利を示します。 この粗利を達成するためには、事業の売上目標を設定する必要があります。ここで 粗利率で 粗利を割り返す ことで、具体的な売上目標を計算することが可能です。 (例) 必要な粗利額 100万円  粗利率 50%   100万÷0.5=200万  目標売上高は 200万円    このような数値重視のアプローチは、事業の安定した成長を促進し、リスクを最小限に抑え るのに役立ちます。ただし、より詳細な計算には、法人税や減価償却費などの金額が必要と なりますので、税理士や財務コンサルタントに協力してもらいましょう。 いかがですか?これでも「事業計画は難しい」と感じますか? 「ドンブリ経営」から卒業できそうではありませんか? もし、「詳しく知りたい」「しっかりとマスターしたい」とお考えになられたら ご連絡ください。「お金のブロックパズル」を使うことにより、より理解が深まると 思います。 みなさん、暑い日が続きますが、頑張りましょうね~ 水浴び 最高!

外部要因に左右されない!事業計画を立てるための基本ステップ 第1回

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  クライアントに「事業計画を立てましょう」と話すと、ほぼ全員から「立てたいけど難しい」という答えが返ってきます。事業計画を立てる際に直面する最大の課題の一つが、「売上予測が難しい」ですよね。多くの経営者が、外部環境の変動によって計画が実現できない可能性に悩まされます。しかし、「確実性があるもの」を前提に、事業計画を立てることができる具体的なアプローチが存在します。 外部要因からは逃げられない 外部要因が事業計画に与える影響を完全に排除することはできません。バブル崩壊・リーマンショック・コロナによる活動制限など、自分たちの力では、どうにもできないことは、確かに存在します。「売れないのを外部要因のせいにしてはいけない」とよく聞きますが、その影響を最小限に抑える努力はできても、コントロールすることはできません。ですから、企業がコントロールできる部分から計画を立てることが肝要です。 固定費と変動費の活用 事業計画の立案においては、会社の経費を「固定費」と「変動費」に振り分けることが重要です。固定費は、売上が0円であっても、必ず支払わなければならない経費であり、変動費は売上に応じて変動する費用です。この二つの要素を基に逆算することで、経営計画を策定することが可能です。 具体的なステップ 具体的な事業計画を立てるためには、以下のステップを踏むことが必要です: 固定費とは : 企業が支払わなければならない経費のうち、必ず出ていく支出。これには人件費、家賃、光熱費、銀行への返済金額・生命保険の資産計上額などが含まれます。 変動費とは : 売上の変動に応じて変化する経費。これには原材料費や製造原価などが含まれます。(〇〇原価報告書のある会社は注意。報告書内に固定費が混ざっています) 前年度のデータ分析 : 過去のデータを基に、「粗利率」を計算しておきましょう。通常粗利率は、商品ラインナップを大きく変更しない限り、大きな変化はしません。 まとめ 事業計画の立案は、会社の経費を固定費と変動費に分けることからスタートします。営業現場などから、「見込み」や「予測」を聞くことからはじめるのではありません。対前年比や対ライバル会社との売上競争から出すのも、「計画」ではなく経営者の「願望」です。 次回の記事では、これらの計画立案のステップを詳しく解説し、事業計画の具体的な作成方法をお伝えします。

財務・資金繰りのブログなのに、なぜ、写真が「犬」なんだ?

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 数日前から、ブログに写真を張り付けました。しかも、内容とは全く関係のない「犬」の写真です。まずは、この犬を紹介しますね。 愛犬の紹介 名前 :サラ 犬種 :英国ゴールデンレトリバー 年齢 :もうすぐ5歳(8月7日生まれ) 性格 :大人しい。悪さはほとんどしない。ビビり症で「ノミの心臓」の持ち主 その他 :運動神経はお母さんのおなかの中に忘れてきました。何頭もの犬と一緒に暮らしてきましたが、図抜けてトロいが、頭はイイ なぜブログに犬の写真? さて、なぜ「財務」や「資金繰り」など企業や社長向けの内容のブログに突然「犬」が登場するのか?一言で言えば「癒し」ですが、私個人の目指す「ビジョン」に、この子を含めた「家族」の姿が定められているからなのです。 私のビジョン 私個人のビジョンは「毎日毎日、幸せと安らぎを感じながら、家族という安心できるしっかりとした土台のもとに、いくつになっても挑戦し続ける人間でいたい」というものです。 そのために必要なものは: 家族の笑顔 どんな挑戦にも背中を押してくれる家族 「誰かの役に立つ人間になる」という使命感と情熱 ビジョンを実現するために必要となるお金や収入源 ブログを書く理由 正直、ブログを読んでいただいた人の数を見ると、凹むこともあります。「誰かの役に立とう」と思い一生懸命書いていますし、一人でも読者がいればそれを喜こぼうと考えて続けています。 私にとっては、「初ブログ」です。つまり「初挑戦」ですから、そんなに簡単に行くわけがないのは当然です。しかし、やはり「落ち込み」ます。 そんな時に、家族から「だれかの役に立つことを伝えようとしているのだから、信じて続けなさい」と背中を押され、支えられます。そして、サラから「無条件の笑顔」が届きます。 これが「なぜ、ブログの写真が犬なのか」の答えです。私個人のビジョン実現には、欠かせないピースの1つなのです。 今日のまとめ 今日は「これ」でいいと思います。ブログを通じて、夢や希望を叶えたい社長さんを応援し支え続けます。

コンサルティング営業に必要なスキルとは? ②

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  コンサルティング営業に必要なスキルとは? 第2回【成功の秘訣】 コンサルティング営業に必要なスキルを考える第2回目の今回は、少し抽象的な内容になります。「当たり前」のことを書くからです。しかし、その当たり前の世界に一歩踏み出すことは難しく、継続することはさらに難しいのです。 継続の難しさとその秘訣 日常生活の中で、無意識に考えるレベルでないと、継続すること自体が負担になり、結局 続かなかったという経験は誰にでもあるでしょう。「勉強」「ダイエット」「早朝のランニング」など、私も何度も継続に失敗してきました。 では、コンサルティング営業を行いながら高いパフォーマンスを上げている人はどんな人でしょうか?私の周りの「すごい人」は以下の特徴があります。 継続的な学びの場を自ら求めている 失敗を恐れず、常に挑戦し、実践し続ける 「なりたい自分」の姿を常に描き、歩み続ける 時間に厳しい こういった方々は、実績も上げており、何より「かっこいい」のです。 継続的な学びと自己投資 「継続的な学び」に関しては、自分への投資を惜しみません。お金も時間もです。勉強会に参加する場合でも、自分やクライアントにとって必要と判断したら、それが遠方だろうが 高額だろうが、即参加します。様々な本を読むのも当たり前です。 トライアンドエラーの重要性 「トライアンドエラー」は日課レベルで行います。一歩踏み出さないと何もわからない、 という考え方です。 ゴール設定の明確さ 「なりたい自分の姿」、つまり、ゴール設定が明確です。自分の言葉で一言で言えるし、 聞いている側が頭の中に絵が浮かぶほど、とにかく明確です。 時間管理の厳しさ 「時間に厳しい」というのも重要です。遅刻は厳禁ですし、セミナーを開催しても、休憩は「10分」といったら「10分」です。例えば、「10:14」に休憩開始すると、休憩明け時間は「10:24」です。「10:25開始でよくない?」と思うかもしれませんが、そういうことは 絶対にしません。 一流の人たちとの関わりによる効果 こんな人たちに囲まれていると、自分が「一流には程遠い」ことを痛感します。しかし、 そんな人たちが身近にいて、話ができて、相談に乗ってもらえ、アドバイスをもらえることが今の私の励みになっています。だからこそ、毎日・毎時間、頑張れるようになりました。そして、「絶対にあの人に近づ

コンサルティング営業に必要なスキルとは? ①

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 コンサルティング営業と聞くと一見高度なスキルが要求されるように感じますが、トップ営業マンにとっては「当たり前」であり、自然に行っていることです。 営業マンとは 私は「トップ営業マン」ではありませんが、日常やコンサルティングの現場で気を付けていることを共有します。なぜなら、「営業マン」とはまさに「コンサルタント」そのものであり、共通点が多いのではなく「そのもの」だからです。 本来は能力によって「差」は出ない 営業もコンサルも、資格や前職、性格、コミュニケーション能力など、一般的に「必要かな」「あったらいいな」と思われる能力による差はほぼありません。両方の経験を持ち、現在も両方の立場にある私は、サラリーマン時代に2万件以上の飛び込み営業を行いました。振り返ると売れた時は必ず 「相手の困り事や悩み事を、自分の商品で解決」 できた時でした。 当たり前の状態を作り出す方法 「そんなの当たり前だろうが!」という声が聞こえてきますが、その当たり前の状態をどうやって作り出していますか? AIに「どうすればトップ営業マンになれるのか?」と聞いてみました。多くのAIの答えは、「ヒヤリング力を高め、適した提案ができること」でした。確かに正解のように思いますが、私ならこう答えます。「様々な質問をしながら、ひたすら聞く。提案をする必要はない。問題解決のための答えは、多くの場合相手がすでに持っている。そこにたどり着けるよう、思考の交通整理をしてあげればよい」。そして、その解決方法を実行するための道具として自分の商品を使ってもらうのです。 営業マン「最強ツール?」 話している最中に、相手が言葉に詰まることがあります。その時、つい「こうじゃないですかねぇ」と言ってしまうかもしれませんが、提案や意見は「厳禁」です。そういった場合、結局は同じことを聞いているのですが「角度を変えた質問」を投げかけると案外、言葉が出てくるものです。 このように話を続けていると「やっぱり、こうなのかな~」という答えが口をつきます。その時に初めて「なるほど。では、その解決策の1つをお話できますが、聞いていただけますか?」という流れとなり、営業マン側のゴールにかなり近づけます。 練習するなら「ここ」だ! 実は、このような手法は、私のような、社長の隣に寄り添いながら問題解決を一緒にしていく「伴走型」のコンサルタントが行っている

資金繰りが悪化する理由とその改善策について考える

  皆さん、こんにちは。企業経営において最も重要な課題の一つが、資金繰りです。資金が尽きると企業は倒産(破産)します。その前兆として現れるのが「資金繰りの悪化」です。 体調が悪くなった時、早めの検査と治療が大切であるように、資金繰りの問題も早期に対処することが重要です。ここでは、資金繰りが悪化する主な理由とその改善策について考えてみましょう。 資金繰りが悪化する理由 売上の減少や予測の難しさ 特に気象に左右される業種では、売上の予測が困難です。例えば「海の家」のような事業では、天候不順により営業が制限されると、仕入れた商品が売れないまま買掛金の支払いが迫ってくることがあります。 売上の急増 繁盛店になった場合でも、適切な運転資金を確保できていないと、買掛金の支払いに困ることがあります。急激な業務増加に対応するための、計画的な資金管理が求められます。 資金の適切な管理不足 資金繰り表や出納簿が整備されていない、または会社の資金と個人の資金が混同されている場合、資金の流れが見えにくくなります。近年では市場の縮小や経費の増大が加速しており、以前の「ドンブリ経営」では対応しきれないことがあります。 節税への過度な注力 節税は重要ですが、過度な節税は本業における資金繰りを悪化させる原因にもなります。節税の結果、現金が減少し、資金繰りが厳しくなるケースがあります。 経営者の勉強不足 資金繰りについての知識や理解が不十分な経営者が多いことも問題です。経営者自身が資金繰りの重要性を認識し、学ぶことが不可欠です。 改善策として考えられること 資金繰りを改善するためには、以下の点に留意する必要があります: 定期的な資金繰り計画の策定 : 売上の予測と現金流量を見据えた計画を立て、実績との比較を行うことが重要です。 適切な運転資金の確保 :売上が急増した場合や仕入れ原価の高騰に備えて、運転資金を予め確保することで資金繰りの安定を図ります。 管理会計の導入 : 管理会計を活用して、経営判断に必要な情報を的確に把握しましょう。多くの経営者は、損益計算書(P/L)を見て経営しているようですが、P/Lから、経営戦略や資金計画を立てることは不可能です。 資金繰りに関する教育と研修 : 経営者自身が資金繰りの重要性を理解し、管理会計や資金繰り表作成の方法、銀行交渉の方法などの手法を学ぶことが求められ

無借金経営のメリット・デメリット ④

 では、本日は無借金経営のデメリット 最終日。 早速、いきます! 一応、前回までのおさらい。 デメリット 1 莫大な現金を所持している場合以外    倒産の可能性がつきまとう 2  ビジネスチャンス(機会喪失)を逸する 場合がある 3  借金返済に気をとられ、手持ち現金が少なくなり   倒産のリスクが増大してしまう 4  銀行との関係性が希薄となる そして、本日は4番 無借金経営と銀行との関係性についてです。 何故、無借金経営が銀行との関係性を薄めて しまうのかですが、当たり前の話ですが 「銀行からお金を借りていないから」であり 預金をしていれば、お客様ではあれど 儲けさせていただいているわけでもないし 成績に貢献して下さっているわけでもない。 ずばり、そういうことになってしまう。  誰だって、どこの会社だって 取引がない相手と、親密になり時間や労力を 費やしませんから、当たり前の話なのです。  では、 「銀行との関係性が薄い」 と どんなリスクが考えられるでしょうか? 1 銀行が会社の財務内容がわからないため  適切な融資や情報提供ができない 2 資金融資を申し込んでも、審査からスタート  するため、融資実行までに時間がかかる 3 銀行への返済実績がない会社に  お金を貸すときには、慎重になる 4 言い方は悪いが銀行は「疑いの目で見てしまう」 1ですが、お金を借りていれば、定期的に決算書を 銀行に提出していると思いますので、銀行が 財務内容を把握できるという、これもまた 当たり前の話ですね。 2も、1と同じような理由です。 言っちゃえば、3も根本の部分は同じです。 いわゆる 「信頼関係」ができていない わけです。  銀行は「無借金だから大丈夫」 「無借金だから、返済能力がある」もしくは 「返済能力に余裕がある」とは見てくれません。 平たく言うと「無借金=いい会社」とは ならない ということです。 逆の立場になれば、理解できますよね。 全く知らない人に、お金を貸す人はいないでしょうし お金を貸すこと自体が、どうこうは別として 以前も、きちんと返してくれた人の方が 気持ち的にも、貸しやすいですよね。  そして、4番 「疑いの目」(ちょっと、言い方悪いですね)ですが 基本的に、今まで無借金で経営ができていた会社さん ですから、財務内容が「メタメタ」や「悪い」と いうこと